前回の記事はこちらから

あらすじ
新卒で工場に勤めたクロエさんは合わない仕事に苦労し、でききない事を理由に激しいパワハラに遭う。
パニック障害と鬱が酷く、とうとう病院に。公汎性発達障害と診断され、まもなく退職。
その後新しい仕事を探しに地元の障害者就業生活支援センターに行く。
障害のオープンクローズ決められないまま仕事探しを始める。


<投稿者:クロエさん>

まずハローワークに行って、求職申し込みと離職票の手続きを行った後、クローズで求人票を見つけたものを紹介してもらいました。

一向に返事が来なくて、紹介の職員の方も対応が事務的だったので嫌になり、ハロワの受付で、「実は発達障害と診断されたんですが、どこで仕事探しをしたらいいですか?」と思い切って伝えました。
そしたら、「一旦お話を聞くので奥の窓口に行ってください。」と言われ、奥の窓口の相談員さんにこれまでの事情を話しました。
オープン、クローズ、まずどうすればいいかが分からなかったので率直に伝えました。
すると、専門援助部門の相談窓口を紹介して頂き、ここでまず障害のこと、持っている資格、免許、希望の職種を伝えました。
親身に聞いてくれた相談員の方がつい最近まで気にかけて下さいました。
一通り話したあと、職業センターの資料や、(今はやっていないのですが)職業キャリアカウンセラーの方がしている講座があり、受けてみたいことを伝えて申し込みをしました。
職業キャリアカウンセラーの方から、職種や履歴書の書き方、職務経歴書の作り方を教わり、ハローワークに通う度に教わっていました。

そこで私の強みを発掘して下さり、今にも至る基礎を探し出して下さったように思います。
字が丁寧で綺麗で読みやすいし、文章の組み立て方が分かってしまうとコツを得て書くのが俄然良くなったり、書いてまとめる力があるのだから、
それを生かしてやりましょ( ´•᎑•` )と熱心に指導して下さいました。
クローズの一般求人応募したところも書けて、今でもこのご縁がなかったらわたしはどうしてたのだろ?と思うくらい感謝しきれない思いでいっぱいです。

面接対策もしました。
何度も通っていると、同じことの集まりの方と仲良くなって仲間意識が生まれ、張合いが出来て意見交換したりして有意義な時間にできました。

この時期もクリニックに通い、発達障害のわかりやすい本を読んだり、失業保険自体が45日なため次々に仕事探しをして面接しました。
建築資材を取り扱ってる会社や、クレーンや機械をレンタルしている会社に面接に行きました。
車で行っても場所に着くまでにひと苦労でした。地図だと分かるのですが、まだ”初心者マーク”だったので運転も上手くなかったのもあって着くだけで疲れました。
聞かれたことに対して答えるだけ…のはずが、今も理由は今ひとつわからないのですが、
取扱説明書や障害特性などを把握したり作ってみたりもせずに面接の終わりにカミングアウトをしました。
案の定内定は貰えない。書類選考で、落ちる。。そりゃそうだよな。

という事で障害者枠でも求人票見てみる事に。⇨次回に続く

<ちひろコメント>
ハロワの受付で「発達障害と診断されたんですが、どこで仕事探しをしたらいいですか?」という下りはさらっと書いていますが、とても勇気のいる事ですよね。
助けを求める最初の一声が一番勇気がいるな〜、と思います。
私も上司にオープンにした時は緊張しました。(でもそれ以上に”困り感”がありすぎて必死だったので、クローズにするという選択肢は私にはありませんでした)
クロエさんの勇気ある一言で、優しい相談員さんに巡り会うチャンスを自ら掴んだんですね!素晴らしいです!

面接、発達障害を持つ人は苦手な人が多い気がします。
私は反対に面接”だけ”かなり得意だったため、特殊なのですが、基本的には「苦手」と仰る方が多いです。
まあ別の記事でも書いていますが、そもそも面接自体がクソゲーすぎますもんね。
全員インターンしてから雇ってくれたらどれだけいいか。
まあこれだと私のような面接”だけ”得意な人は就職できなくなってしまいますが笑
人件費とか労力はかかりますが、インターンしてから就職って結構いいな、と月並みですが思うのです。

さあ、障害者枠での求人はどうなったんでしょうか?つづきが気になりますね!

コメントする

コメントは管理者の承認後にページに表示されます。