皆さん、ごきげんよう!
回数券なるものを使い切った事がない…ちひろです。(結局都度払いの方が一番お得説)

そんな事より、10月2日に朝日新聞関内地方版にて、Decojo&ちひろについての記事が掲載されました。
かなり大きい記事&カラーで、大変感動しております。

「まだ見てないよ!」という方は、オンライン版の記事をご覧下さい。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14202953.html


ここ以降はメルマガの「ちひろコラム」と内容が一緒なので、読んだ方はスルーして下さい♪
(一番下に取材裏話を追記したので、そこだけ内容が新しいです)

昨日の朝日新聞夕刊に、私の記事が掲載されました。
その内容が自分で言うのもなんですが、かなり素晴らしかったです。
皆さん薄々気づいているかもしれませんが、私は纏めるのが苦手です。
思った事を思ったままに書くので、推敲とか無縁です。
そんな私のブログはかな〜り長く、私の力作【私が発達障害に気づいた理由】・【私が発達障害の診断を受けてからでこ女を立ち上げるまでの話】この2作を合わせるとちょっとしたビジネス書より文量が多いです。
まだ読んでない方がいたら、「別に読まなくて大丈夫です」と作者の私が言ってしまう程冗長な文章なのですが、それを超コンパクトに纏めて下さったのが、今回の記事です。
記者さんの取材への力の入り方はかなり凄く、当事者会に2回来ただけでなく、2次会にも参加して下さり、電話でもかなり長い事話を聞いて下さいました。
私が伝えたいエッセンスをギュッと纏めてもらえて、「記者さんってすげぇ」そんなアホみたいな感想しか出て来ませんでした。

〜”できない”を”価値”に変えていく〜
これはでこ女を立ち上げた時に私が作ったキャッチコピーです。
私は人より出来ない事が沢山あります。
ジッとしてられないし、金遣い荒いし、居眠りするし、家事出来ないし、片付けできないし、単純作業出来ないし、敬語使えないし、誤字脱字するし…ここでは書ききれないくらい、出来ない事を挙げるときりがありません。
自分の出来なさに絶望した事もありますが、できなかった事で工夫をしたり、誰かに助けてもらう事で絆が生まれたり…小さい価値に変わっていきました。
Decojoはその中でも最たるもので、もう出来なさすぎて八方ふさがりだった私自身を『誰かに救ってもらいたい』という気持ちで立ち上げた団体です。
私がもし仕事が出来て、容量が良く、気立てのいい、そんな人間だったら絶対にDecojoは出来ませんでした。
私自身が出来ない人間だからこそ、Decojoという価値を生む事が出来たんではないかと思います。
「自分で立ち上げた団体を”価値”なんて自画自賛すぎる!」と思う方もいるかもしれませんが、こればっかりは自画自賛します。
だって、Decojoは私の団体ではなく、参加して下さった皆さん一人一人で成り立っている団体だから。皆さん一人一人に価値があるので、そんな人たちが集まってるコミュニティなんだから、価値があるのは当たり前です。

記事を読んで、立ち上げた頃の”初心”を改めて思い出しました。
私の使命はもっとDecojoを大きくして、引いては社会に影響を与えられるような団体にする事です。
そのために、Decojoは女性の当事者コミュニティですが、定型の方(発達ではない健常の人)の意見や視点も大事にしています。
自分(当事者側)の意見ばっかりを押し付けていては社会から反感を買って、正論であったとしても受け入れてもらえません。
定型の方の中にも周囲の発達で困っている人が沢山います。
発達で生きづらさを感じている人と、周囲の発達に困って生きづらさを感じている人
私にとって両者に大きな違いがあるとは思っていません。
根本原因は”お互いに歩み寄れない事”だと思っています。
Decojoは、いつか定型と発達の架け橋として社会と関わりを持っていくのが目標です。
そしてこれは、生き辛さを感じた事のある人にしか出来ない事だと思っています。
夢の実現に向けて、これからもDecojoの運営を頑張りたいと思います♪

なんだかいつになく真面目な内容でしたが…笑
私という素材からよくあれだけの記事が書けたな…という位、素晴らしい内容です。


ちなみに取材裏話ですが、記者さんに「でこ女の名前の由来ってあるんですか?」と聞かれ、全く覚えていなかった私は
『いや〜あれは共同運営の友人が考えたやつでして〜…なんだったかな〜、単純に『でこぼこ』で女性だからだったかと思うんですけど、どうだったかな〜…』
記者さん「誰かの凹を誰かの凸でカバーするような、得意不得意(凸凹)を相互にカバーすると言う意味があるんでしょうか?」
私『(めちゃいい感じに言い換えてくれた!すげぇ…)あー!そうそう!そうですよ!うん、そうです。」
↑という風にかなり曖昧な回答をしてしまいましたが、記者さんの受信力の高さで素晴らしい内容になりました。
これだと「でこ女ってそんな安直に決めたんかい!」と思われかねないので(半分正解ではありますが)Decojoの名誉のために、改めて名付けをしたときのブレインストーミング(アイデア出し)を運営3人で出し合った時のラインを遡りました。

すると衝撃の事実!

でこ女の”じょ”はジョーカーが元だったのです。
「発達ってジョーカーのように使いどころによっては凶と出るけど、ゲームが異なれば最強の切り札やん!」
当時(今もですが)中二病思想の強い私はそう考えており、共同運営の他の二人に相談する事無く、一番最初に作ったホームページのドメインはadhdjokerというのを使っていました。まあ何とも黒歴史ですが。笑

でこぼこ×ジョーカー ⇨ 略して「でこじょ」(この略称を提案してくれたのが共同運営のHNさんです)

でこ女の語源は実は女性では無かったんですね。衝撃です。
我ながら黒歴史すぎたのか、覚えていませんでした。笑
(もちろん、女性の意味も含まれていますが、ジョーカーが先だったという衝撃)

ちなみに、ラインのログを遡るとでこじょの”じょ”にはジョーカーの他に、相互に助ける”助(ジョ)”も意味として含まれています。いや〜深い!笑

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