みなさん、こんにちは^^

先日、”就労移行支援施設についての問題提起”の記事をアップロードしたところ、多くの方から反響がありました!
本当にありがとうございます。

さっそく皆様からの反響記事を紹介させて頂きます!


<Kさん>

Hさんが書いておられたように、
「発達障がいの特性は人それぞれ違うのに、皆同じ作業をしないといけない」というのは、きついですね。
「民間企業に託したことによる、利益追求型しか支援所がないこと」という問題は、都道府県や地域、各施設長の方針などで違うのかもしれないなぁ、と感じました。

《 うちの娘の場合 》
23歳の娘は「自閉スペクトラム症」の診断ですが、仕事上の支障はADHDと算数LDの特性からくる「落ち着きのなさ」「不注意」「ミスだらけ」です。

①施設を利用するきっかけ
娘が専門学校を中退してから、母である私が電話相談し、親子で来所相談することになりました。

②利用している内容
今は「相談部門」だけ。(相談部門、就労に向けたトレーニング部門、事業所や企業に繋ぐ部門が、連動しながらも、それぞれ独立している施設です)

③もらった助言
初期:「トレーニング部門を利用せず、まずは、収入の得られる一般のバイト等をしてみてはどうですか」
理由は2点
(1)本人にとって自由に使えるお金が必要だったこと(トレーニング部門は賃金が発生しないので。)
(2)娘は自分の「苦手さ」を障がいとしてとらえていなかったこと
です。

中期:「就労継続支援A型事業所の体験をしてみませんか」
理由として3点
(1)一般のアルバイト(居酒屋のホールやキッチン、カラオケボックス、スーパーの惣菜等々)でトラブルが発生したり、叱責されたりして短期間でやめることが続き、本人が完璧に自信をなくしたこと
(2)(1)をする中で、仕事内容の不得意分野や職場内対人関係の苦手な部分が、本人の中でハッキリしてきたこと
(3)本人の中に「この『苦手さ』は障がい(自分の努力では変えようがないもの)』なのだと、理解できたこと

現時点:「就労移行支援トレーニング部門の活用、一般就労(障害者枠)、就労継続支援事業所、の3つの中で今はどれができそうか、一緒に考えましょう」
就労継続支援A型を体験して初めて、娘は、自分以外の発達障害、知的障害の方々と仕事や休憩時間を共にしました。初めての体験への拒絶反応も出て、そのまま就労することには至りませんでしたが、大きな収穫がありました。
それは、これまで、何かうまくいかないことがあると、すぐにその相手や周囲の人を批判ばかりしていた娘が、施設職員のみなさまの「寛大さ」に触れることで、トラブル前後の思いを語ったり、相談員さんを信頼し始めたりしたことです。さらに、「自分が変えられるところはどこか」を考え始めました。

誰にとっても、
自分の苦手さを「障がい」としてとらえ、それをトレーニングで鍛えたり変えたりするのは苦しいことです。それは、オバさんの私も23歳の娘も同じ。
でも、自分の思いを伝える場所と分かろうとしてくれる相手、そして段階的な体験があれば、少しずつ味方が増え、本人も変われるのだ、と気付きました。

私たち親子が通っている就労移行支援施設の相談員さんは、娘に
「辛いこともたくさん話してくれてありがとう。ここからは私が頑張る番。施設職員や企業担当者に、あなたの思いを伝えるからね」と言ってくださいました。
施設によって、時間の余裕や、職員の専門性というところに課題があるのかもしれませんが、
……利用する方々の声で、一緒に変わろうとしてくれる施設や職員さんが、全国各地に増えてほしいです。


<Mさん>

私は、就労移行支援というか、職業訓練校に行ってました
そこは、療育手帳を持ってる人だけ入れるのですが
1年間契約で、8ヶ月で就職しました。

役に立ったのは、企業実習です。実際に仕事を体験して、会社の雰囲気がわかります。いいなと思った会社がでたら、3回実習をします。
1回目は一週間で、短い時間で、2回目は一週間のフルタイムで、
3回目は1ヶ月企業実習にいきました。
続けて実習することで、本当にこの仕事が自分にあっているのか、わかることができて、
会社の人も、本当に採用できるのか、見極めができるのです。

就労移行支援は、企業実習があるところが多いと思います。初めてのことが苦手、緊張する人には、企業実習はおすすめです。

ちなみに他の就労移行支援のところを体験に行ったこともありますが
立ちながらネジなどを組み立てている人もいましたし、キッチンの訓練をしている人もいました。
その就労移行支援の会社によって違うのかなと思います。


<Y・Kさん>
Hさんのコメントについて書きます!

就労移行に通ってるASDとADHDをもってる物です!
Hさんの投稿を読んで感じた事を率直に書きます!

私は今発達障害と精神障害に特化した就労移行支援所に通ってます。

なぜ、そこに入所決めたかというと他の事業所も見学いきましたが

私の苦手なコミュニケーションをワークで学べるのと
発達に特化してるので、仲間が発達の人が多く、特性理解をする講義もあり
特性を生かして就活ノウハウを学べると感じたからです。私も転職回数が多いし
しかも前職はアルバイトだったので、一人でオープンの面接には行けないと思ったからです。

私は他動はないので、じっと座ってパソコン訓練出来ます!じっと座れない方には大変ですね汗

私が思う就労移行のメリットデメリットを書きます
メリット
①1人で就活しなくていいし、相談相手がいること
②自分の事をよく理解してくれる支援が、面接 説明会に同行してくれるので安心して話せる
③就労移行に通っていると自分の特性理解、パソコンスキルがある セルフケアが出来る人とみなされ企業は通ってる人をとるから良い求人に内定出来る可能性がある。
④同じような悩みを持ってる仲間に出会える
⑤生活リズムが整う

デメリット
①すぐに働きたい人には
ちょっと時間がかかる
②オープン枠の就活ノウハウを学ぶので、クローズで働きたい人にはどうなんだろうと思う
③身体 知的の人が多くいる
就労移行支援事業所にに入所すると散歩とかレクとかもあり本当に就職ノウハウ学べるの?と思ってしまう
④支援員が求人紹介してくれると思い受け身でいると
いつまでたっても就職出来ない可能性がある
⑤発信するちからと情報を集める力が必要になる

基本的には就労移行に通所している間はお金もらえません。むしろ直近まで働いてる人は利用料を払います。

お昼代 交通費を出してくれる事業所もあまりないです!私のところは交通費だけだしてくれます。

求人も紹介しないし、軽作業 レクリエーション 外出行事がメインで、就職に必要なストレスコーピング、コミュニケーション力ワーク、面接練習 書類添削してくれない事業所はえ?と思います。

企業と同じで就労移行も
自分に合う合わないがあると思います。私の場合はパソコンスキルが学べて、コミュニケーションスキルも学べる所がいいと思って
そこに行き新しい知識を学べ、4ヶ月たちましたが就職に向けて進んでます。

どんな方にも自分が何を学びたいかによって
就労移行行く意味がかわってくると思います。
就労移行いかなくて就活出来るなら、それでいいですが行くことで強みにもなりますよ!

私はこんな事思って通ってます!


<せなさん>

投稿者の方の大変な気持ち
に共感しました。

施設によって作業内容も、職員さん(支援者)との相性も
大事で、
体調とか毎日のモチベーションに関わってくると思います。

私でよければ、
投稿者の方のお話を聞いてあげることは出来るのではないかと思いました。

就労移行って、福祉に携わっていないと知らない人が多いのかなあと思ったので…


(ちひろコメント)
皆さん、コメントありがとうございました!
恥ずかしながら、私自身は就労移行支援施設はこの会を始めるまで存在を知りませんでした。
問題提起をしてくれた投稿者さんの意見の通り、利益先行型の施設もあれば、今回皆さんの投稿で素晴らしい施設も沢山あるんだな、と。
調べてみると、就労移行施設は全国で3000箇所以上あるそうです。
良いところ、悪いところ、自分に合うところ、合わないところ…色んな施設がありそうですね。
自分にとって一番合う施設に出会うのは容易ではないかもしれません。
良かった支援所の情報を当事者会などで共有し合えたらいいなと思います♪

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