発達障害を持つ女性のためのコミュニティ
2019年10月30日
皆さん、こんにちは!
ラインやメルマガ等でお伝えしておりましたが、Decojoの代表としてNHKのおはよう日本に出演する事が決定しました。
よっぽどの事がない限り、11月5日(火)の7:15〜7:35の間のうち数分間だけ放送されます。
災害や一大事件が発生したら放送日は延期になるので、ご注意下さい。
今回はTV取材の裏話や私の想いをつれづれなるままき書きました。
気になる内容ですが、今回おはよう日本さんでは女性×発達障害をテーマに特集を作っているそうです。
Decojo以外にも発達を専門で取り扱っている女医さんのインタビューなどが放送されるそうです。
そんな中、Decojoは女性当事者代表として取材を受けました。
今回、NHKさんからの取材依頼を受け、急遽有志を集めて座談会を開き、当事者会でどんな話題が出るのか、どんな雰囲気なのか、女性当事者達がどういう思いなのかをNHKさんに取材していただきました。
座談会に参加して下さった皆さん、ありがとうございます!
また、当事者の声アンケートにご協力いただいた皆さん、ありがとうございます!
80件以上の熱いメッセージ、私とNHKのディレクターさんで全てに目を通しました。
皆様からのコメントを読みながら、どういう事を番組で伝えていくのか、ディレクターさんが熟考してくれました。
本当にありがたい事です。
「こんな短期間でこんなにも沢山のメッセージが?!」とディレクターさんも驚いていました。
300名強のDecojo会員ですが、協力して下さっている方の比率はかなり高いですよね。
それだけDecojohは貢献心の強い方が多いんだな、と改めて実感しました。
座談会以外にも、私のインタビューも撮影してもらいました。
Decojo立ち上げのきっかけやコンセプトなど色々質問されたのですが…
やばい!全然上手く答えられなかった!笑
当日、私は放送を観る勇気がありません。笑
Decojoの理念なんかはHPにも記載してありますが、色んな想いが詰まり過ぎて、あまり端的に説明出来ませんでした。(頭悪)
まあでもそこは天下のNHKさんがすっごくいい編集でなんとか上手い事やってくれるだろう、と楽観的に考えています。笑
もし放送を観て素晴らしい内容だったらNHKさんの編集スキルが凄く、残念な内容だったら完全にちひろの身から出た錆です。
一体どんな内容になっているかは、皆さん当日の放送で確かめて下さい。
今回、取材をしてくれたディレクターさんは発達の取材暦が10年以上とかな〜〜〜り詳しい方です。
それどころか、より実情を知るためにNHKを飛び出し、1年間就労移行支援施設で働いた経験もあるそうな。
そこで実際の当事者の声を聞きながら、改めてNHKに戻り、今に至るそうです。
もちろん、発達以外のテーマでもお仕事されていますが、発達に関してはむしろ私より全然詳しいです。
ディレクターさんのインタビューを放送して欲しいと思うくらいです。
そんな方に今回取材して頂けた事はとっても嬉しいですね♪
正直な所、今回のTV出演が怖くないかと言えば嘘になります。
私は芸能人ではないので、露出する事でギャラが発生するわけでもありませんし、アフィリエイターでもないので、アクセス数が増えて得するという事もありません。
実名・顔出しでTVに出演する事は、”私”という一個人のミクロ的視点でみれば、ほぼメリットがないどころか、むしろリスクもあるだろうと思っています。
それでも、実名&顔出しで出演する事には大きな意味があると思っています。
私は、Decojoの皆さんによく「ちひろさんを見ていると安心します」と言われます。
結構堂々とADHDをカミングアウトするし、何でも笑い話にするところを、”安心感”と捉えて下さる方がいらっしゃるのです。
芸能人や偉人が発達だからといって、「救われた!」と思う人は案外少ないと思うんです。
だって、それ後だしジャンケンじゃありませんか?笑
すごくなってから言われたところで、「あ、そうなんですね。でも才能があってよかったですね。天才じゃないですか」で終わると思うんです。
凄い人がカミングアウトするのって、あんまり怖くないと思うんです。
発達でも「天才だからしょうがないね」と言ってもらえるので、安全圏からのカミングアウトだと思います。(これを読んだ凄い人が不快な想いをしたらすみません)
でも、私の目指す社会のビジョンとして、「血液型を言うくらいのノリでADHDを話せる社会にする」というものがあります。
凄い人じゃないとカミングアウトできない、安全圏じゃないと怖くて言い出せない…
正直、今の時代はこういう風潮が結構あると思うんです。
なので、私は何も持たない小市民代表として、ビジョンの実現のために実名&顔出しでメディアに出演する事は意味があると信じています。
私がちっぽけだからこそ、私が天才じゃないからこそ、私をみて「あ、なんだこんなんでいいんじゃん」と思ってくれる人が一人でも増えたら良いな…と思っています。
私の”できない”が誰かにとって安心感と言う”価値”を生み出せるようになったら、Decojoのキャッチフレーズである”できない”を”価値”に変えていくを実現出来るのではないでしょうか。
NHKの放送をみて、一人でも多くの方にDecojoを知ってもらい、今一人で抱え込んで辛い想いをしている人にとって少しでも希望になる事を祈っています。
コメント
2019-11-02 18:33:41
by decojokanri
HIROKOさんもケアレスミスという「できない」をご自身で工夫する事によって価値を生み出していったんですね♪素晴らしいと思います!
私もHIROKOsさんはじめとしたコミュニティの皆さんのおかげでこの会を続けられていますし、立ち上げて良かったと心から思っています。
私にとっても皆さんは偉大な存在です♪
これからもよろしくお願いします^^
2019-10-31 14:32:10
by HIROKO
だからと言ってお給料があがったり、出世することがない些細な事です。
でも自分にとっては偉大なことだと思ってます!もちろんまだまだハロウィンで被ってたうさぎの耳が曲がってたり、映画の試写会に行って、早めに電源を落としていたら、撮影許可が出て変な写真しか撮れなかったりと色々やらかしてます(汗)
でもちひろちゃんが、そういう失敗談を笑い飛ばせるDecojoという場所を作ったことは、私達にとって偉人レベルな事だと思います(^^)/
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