の紹介を書いているうちにいつのまにか発売日を迎えてしまいました!
しかもこの前1章の紹介をして、次は5章の紹介…書き上がった順にお届けという事で、どうかご容赦を!


先日のブログ(これ)で紹介した通り、当事者会で出る悩みの5位は人間関係です。
しかし!この人間関係がラスボスなんじゃね?という位、全ての悩みの陰にはコイツが隠れていたりします。
どんなに良い仕事に恵まれても人間関係が悪いと続けられないし、どんなにクソみたいな仕事でも人間関係が良ければ意外と続ける事が出来たり…
月並みですが、人間関係って大事です。
その分、人間関係の章を書くのには苦労しました…「一体何が大事なんだろう」「正解って人それぞれやんなぁ」と思うと、話がまとまらず、原稿を書いては消しての堂々巡りでした。
この章を書き上げる事が出来たのは、先にもお名前をお出しした、”上野大照先生”(Webサイト)のおかげに他なりません。

先に宣言しておきます!今日のブログ、前半はずっと大照先生がすげぇって話をします。
本の内容は後半です!スペシャルサンクス上野大照先生デス!

まず大照先生の肩書きがスゲェ でも人柄がもっとスゲェ

■日本ブリーフセラピー協会大阪支部 支部長
■関西カウンセリングセンター 講師
■全国SNSカウンセリング協議会 スーパーバイザー
■キャリアコンサルタント養成講習 講師
■さくメンタルクリニック 顧問カウンセラー
むっちゃ偉い人やん!って感じなのですが、それを感じさせない腰の低さと、何より肩書きに恥じないその実力の凄さが大照先生の凄いトコロ
摂食障害、不登校、不眠症、自傷行為、トラウマ…思いつく限りの精神疾患はまあ大概治しています。
薬を使わずに言葉だけで治療しちゃう、凄腕カウンセラーさんなんです。
こんな書き方をすると凄い胡散臭い感じが出ちゃいますが、一度でも大照先生のカウンセリングや講座を受ければ、秘密がわかります。
大照先生と他のカウンセラーの大きな違い、それは…手段を全く選ばず、結果にコミットする事です。
ブリーフ、エリクソン催眠、NLP、瞑想、等々、色んな心理療法に精通しており、クライアントに合わせて手法を変えるテクニック、そういう技術点ももちろん凄いです、大照先生。
でもそれだけじゃない。一番大事なのは『クライアントが”幸せ”であること』そんな当たり前な大前提を、最小の労力で最短で達成しちゃうのが凄いんです。
例えば!不登校の悩みなら、「学校に行くためには?」という思考を起点に解決策を検討しますが、大照先生の場合はそうじゃありません。
極端な話、当事者が幸せなら学校に行かせる必要もないと割り切って考えちゃったりします。
社会の常識とか倫理観とか、まあ大事な事って色々あるけど、大照先生の最優先はクライアントの幸せ。だから解決が早いし、クライアントも納得しちゃう。
しかも、「学校に行かなくていいんじゃない?」なんて解決策に至ったとしても、何故か不思議とクライアントがいつの間にか学校に行き出す、なんてミラクルも起きる。
ミラクルが起きるのにもちゃんと理由があるのですが、ここで説明すると長くなるので割愛。
とにかく”そもそもそんな考え方しちゃう??”みたいなパラダイムシフトを起こして解決しちゃう、大照先生のセラピー(カウンセリング)は凄いんす!(何回凄いって言うんだよ…)

とにかく、凄い先生なのですが、残念な事もあります。
それは、優秀なカウンセラー過ぎて、予約が全然取れないという事です。
なんと、現時点で年内の予約はほぼ埋まっているそうな。
ならば先生が顧問をしている「さくメンタルクリニック」さんに行こう!と思っても、さくメンタルクリニックさんも人気過ぎて現在は初診の受付停止中。(私もできることならさくメンタルクリニックさんに転院したい位です)
需要と供給って全然バランスがとれないもんなんですね…。


私は大照先生と何で知り合ったかと言うと、ブリーフセラピーの講座繋がりです。
(ブリーフセラピーについては、すんごい昔に書いたブリーフセラピーの記事をお読み下さい。コレ
大照先生は大阪のブリーフセラピー支部長なので、月に1回の定例勉強会を大照先生が担当されています。
そこで大照先生の存在を知り、「うわ〜すげぇ」(感想バカ)と思ったので、その後大照先生の講座に通い詰めた訳です。
結局、大照先生が独自に発行している資格、『心匠セラピスト』までとっちゃいました。
色んな資格がありますが、「とって良かった」と心から言える資格の一つです。
確かに個別のカウンセリングの予約は取れませんが、実は私がおススメしたいのは講座の方です。
大照先生の講座を受講すると、”自分で何とかする力”が身に付きます。
結局、一生カウンセラーに通うとかって大変過ぎますよね。
そのためにはある程度自分でメンタルをコントロールする必要がありますが、これがまあ難しい訳です。
それが大照先生の講座に通うとコロっと変わるわけです。
どう変わるかー詳細はネタバレになるので言えませんが(是非講座を受けた時の楽しみにして欲しいです)
アナタの見えている現実世界がガラッと変わります。
またこんな言い方すると怪しいし、宗教っぽいのですが…ちゃんと学術的な裏付けがあるのでご安心を!
とは言え、そういうアカデミックな話を私は全く出来ないので、ここも割愛します。
ぶっちゃけ、何か悩んでいる人を見ると「大照先生のところの講座受ければ良いのに」と私はいつも思っています。
おおっぴらに宣伝しないのは、でこ女では宣伝を原則禁止にしているのと、お値段もそれなりにするから。(人生の幸福度が上がると思うと決して高くはないのですが…)
ただ、今回は執筆でむちゃくちゃお世話になったので、おおっぴらに宣伝させて下さい。笑


大照先生について既に2,000字も語ってしまいました。気持ち悪いな、私。ストーカーかよ。
すみません、ようやくここから本の中身に入っていきます。

『第5章 人間関係の苦手を何とかしたい』

この章の中身は4項目です
『①人間関係に疲れてしまう』
『②他人に対してイライラしてしまう』
『③何故か嫌われてしまう』
『④発達障害って周りにカミングアウトすべき?』
人間関係の悩みって星の数程あると思うんですが、厳選に厳選を重ねて、4つまで絞りました。
超渾身の4項目です。

『①人間関係に疲れてしまう』
ざっくり言っちゃうと”過剰適応”の話です。
過剰適応の裏には自己肯定感の低さが隠れています。
「過剰に適応しないと私はやっていけない!」という心理が奥底にあったりします。
過剰適応の対策って”頑張らないようにする”なんて言われたりしますが、それが出来れば苦労しません。
ちょっと長期戦にはなりますが、まずは自己肯定感を培い、土台を作ってあげる事が改善に繋がります。
でもよく「自己肯定感は大事」って言われている割に、何故自己肯定感が上がらないのでしょうか?
それは”歪みポジティブ思考”が原因です。(勝手に命名しました)
やたらとネガティブを否定し、「こんなにネガティブな考え方の自分はダメだ!」と自己否定に繋がる、こんな経験はありませんか?
でも、(私がそうなのですが)ネガティブ思考の人にとってポジティブ思考は結構抵抗があります。
「いや〜〜、昔いじめられてたけど、あの経験のおかげで今がある訳だし、いじめられて良かったわ!!」なんて思考、私には出来ません。
ポジティブって、なんかちょっと「キモいな」って思っちゃう時があります。
もちろん、根っからのポジティブ思考な人は全然良いんですよ!問題は私のような陰キャです。
こういう人間がポジティブシンキングにしがみつくと、歪みが発生し、ある時突然発狂します。笑
自己肯定感=ポジティブシンキング では決してないので、無理なポジティブ思考はやめましょう。
本の中では歪みが発生しない、自然な自己肯定感の養い方を解説しています!
実は大照先生もめっちゃネガティブで、この話を書いている時はいつも先生の講座の内容が頭にありました。
ネガティブ=悪じゃない っていうのは大照先生から学んだ様なもんです。

『②他人に対してイライラしてしまう』
これ、特にASD傾向の方から多く寄せられる悩みです。
ASD傾向の人、私すごい尊敬しています。私と能力が真逆すぎて、マジで憧れます。
あのすごい集中力、高いクオリティ、頭良い人も多い…
発達障害=天才 って勘違いしている人も多いですが、俗にいう天才タイプの発達障害は大概ASDの人ばかり。
(起業家系だとADHDの方も多いですね!)
そんな私が尊敬してやまないASD傾向の皆様ですが、完璧思考やこだわりが他人へのイラつきに繋がる事があるそうです。
「なんでこんな事もできないんだ?」「ここだけは絶対に譲れない!」みたいな思考がイライラ直結に。
何故イライラするのかーそれは白黒思考が原因かもしれません。
正か誤か ○か×か 白か黒か 所謂二元論で考える事が白黒思考です。
実は!世の中って白か黒で割り切れる事の方が少ないです。大体がグレー。
それが濃いグレーなのか薄いグレーなのかの違いです。
白黒思考って決して悪い事ではありません。決断力があるし、はっきりしてわかりやすい!良い事も沢山あります。
でももし白黒思考でイライラしちゃうなら、考え方を一工夫する事でイライラから脱出出来るかもしれません。
白黒思考の人に「柔軟に考えなよ!」って言っても、その”柔軟”ってのがよくわからないですよね。(私はわかりません)
白黒思考のままでもイラつかないように思考する、そんな方法を書籍では紹介しています。
ここの分野も大照先生のメソッドが沢山入っています。そもそも”白黒思考”は先生から教えてもらいました。
先生は自らを「僕はアスペルガーです」と豪語するくらい、ASD傾向の強い人だそうな。
ASDの人ってどう考えるのか、思考を変えるにはどうするのが一番抵抗が無いのか、先生にアドバイス貰いながら書いたので、自信のある項目でもあります!

『③何故か嫌われてしまう』
これ、もう永遠のテーマですよね。
そもそも私みたいに「嫌われても気にしない」という人は、きっとこの項目を読む事も無く本を閉じる事でしょう。
でも、実際には嫌われると傷つく人が大多数です。
これが自己肯定感の低下に繋がり、結果過剰適応 みたいな無限ループ
しかも大人って残酷で、嫌われた理由を教えてはくれません。だから何がダメだったのかわからねぇ。
故に何度でも同じ失敗をして、どこに行っても嫌われる…(書いててキツくなってきました)
嫌われる原因って凄い沢山あるんですよね。
空気読めない、臭い、ダサい、うざい…書いててキツいのでこれくらいにします。
でも一番は”相手の期待を裏切ること” これなんですよ。
臭いとかダサいとか、嫌われる以前にそもそも友達が出来ません。仮に出来たとしたら、その友人は臭いとかファッションは気にしない人です。
だから友達になった後で、「やっぱおめー臭いし嫌い!」と嫌われる事はないでしょう。
ここでのポイントは、一瞬友達(っぽく)なった人に、突如嫌われるという点です。
それは相手からの期待を裏切るから、という理由が大部分を占めます。(ごく稀に逆恨みとかわけわからんのもあります)
では何故相手の期待を裏切るのでしょうか?
それは、自分の性格が誤解されているから!!この誤解が我々発達民に超多いんですよ、マジ。
皆さんにも経験はないでしょうか?
忘れ物をよくするから、クラスメイトに「お前って勇気あるよな〜」なんて言われたり…
発達特性=性格 と思われる事が非常に多いのです。でも特性と性格がイコールな人なんてほぼ居ないですよね。
これが相手の期待を裏切る原因だったりします。
相手に変な期待を持たせないように、自己開示を先手必勝でやっていく、というのが一番の解決策です。
本では自己開示のやり方について詳しく解説しています。

『④発達障害って周りにカミングアウトすべき?』
この項目も凄い毎回出るテーマです。ちゃんとデータを取った訳ではないのですが、女性って周囲にクローズにしている人が多い気がします。
当事者会に来ている人でも、職場や友人にオープンにしているという人は10%〜20%くらいな感じです。(すげー適当な数字ですみません)
中には家族にも秘密!という方も結構います。
そんな彼女達にとって、カミングアウトというのは結構大きなテーマだったりします。
ちなみに私はオープンだけど、ゆるオープンです。
人に聞かれたら「ADHDです」って言うけど、自分からゴリゴリにオープンにはあんまりしないかな、程度。
本の中ではカミングアウトのやり方はもちろん、制度上、カミングアウトが必要になるシーン(主に就職と結婚ですが、ここでは結婚の方)についても解説しています。

こんな感じで第5章の紹介しちゃいました!結構長くなったので、もしかすると「もう読まなくていっか」となっちゃう人も多いのではないでしょうか。
つくづく宣伝下手過ぎるだろ!!と思う今日この頃です。でも一応、「買ってもいいか」と思って下さった方は、こちらから購入出来ます!(リンク
それでは、また次回の紹介文でお会いしましょう!


(追伸)
今回、上野大照先生に興味持たれた方は、先生が数ヶ月に一回やっている”セラピーライブ”に行ってみる事をオススメします。
先生のセミナーの中ではダントツ安いです。笑
しかも、先生のセラピー(カウンセリング)を生で見る事が出来る、超プレミアムイベントです。
実は私、かつて(このイベントではありませんが)先生の公開カウンセリングを受けた事があります。
その時は絶賛社内ニートだったので、その事を相談しました。
私「実は社内ニートやってて…平気でトイレに2時間籠るとかやっちゃってるんですよ」
先生「へ〜。それはすごいね。何してるの?」
私「寝たり…スマホみたり…」
先生「それって何か問題なの?」
私「問題…はあんまり感じないんですよ。まあ仕事が無い事については特に不満もないです。唯一あるとしたら達成感が得られないというか、物足りなさがあります」
先生「じゃあさ、トイレでやるスマホは、RPGとかゲームにしたら?その方が達成感あるじゃん」
私「!!!!!!!!」
こんな感じで数分でセラピーしてもらいました。
これは実際に体験した人しかわからないと思うのですが、かなりスッキリします。
まず否定されない。笑
社内ニートの話をするとまず怒られます。それが怒られるどころかなんか褒められる。笑
しかも解決策がゲームって!面白すぎます。
中には「そんなの解決になってねーじゃん!」と思う人も居るかもしれませんが、私はセラピーを受けて確かに心がスッキリしたし、幸福度も上がったから、このセラピーは大成功と言えます。
まあ私の例はショボすぎるので、是非皆さんは生でもっとすげえやつみてください。(もしくは自分が公開セラピーのクライアント役をやってみて下さい!カウンセリング受けるより安いです!←ここをやたら推す笑)
※すみません、これだけ煽っておいて、調べたら先生の次回セラピーライブの予定は未定みたいです
気になる人は先生のWebサイトを随時チェックお願いします!
https://communications.jp/program/therapy-live/

なお、私も未だにちょくちょく先生の講座やブリーフセラピーの定例勉強会の参加しているので、もし見かけたら声かけて下さい。色々お話ししましょ〜^^

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